CATS.五反田.2006.1.20

C A S T
グリザベラ/重水 由紀ジェリーロラム=グリドルボーン/秋 夢子
ジェニエニドッツ/鈴木 由佳乃ランペルティーザ/磯谷 美穂
ディミータ/真弓ヴァネッサボンバルリーナ/南 千繪
ジェミマ/王 ?タントミール/滝沢由佳
ヴィクトリア/金井 紗智子シラバブ/八幡三枝
カッサンドラ/増嶋 あゆみ
オールドデュトロノミー/種井 静夫 アスパラガス=グロールタイガー、バストファージョーンズ/田島 雅彦
マンカストラップ/青山 祐士ラム・タム・タガー/キムスンラ
ミストフェリーズ/蔡 暁強マンゴジェリー/李 涛
スキンブルシャンクス/ユチャンミンコリコパット/萩原 隆匡
ランパスキャット/幸田 亮一カーバケッティ/村瀬 美音
ギルバート/張 文瀟タンブルブルータス/岩崎 晋也
マキャヴィティ/赤瀬 賢二



ここ数回、B席観劇が続いていましたので久しぶりの回転席ですv(方向はあまり変わらないけど)
『皆をCATSに連れて行こう!』企画第…3弾くらい??お芝居でご一緒しているN沢さんとHるかさん。
二人とも上手の席だと思っていたのに下手まで案内されてすごい不思議がってました(笑)
N沢さん『回転って何?』秋『そのまんまです。』Hるかさん『センター何処?』秋『おのずとわかります。』…きっと意味不明(爆)

▲客電〜オーバチュア▼
そんな話をしていたらうしろからランペルティーザが登場。Hるかさんと暫し見合う。
そして開演と同時に回転席始動!N沢さん『なるほど〜』と回転に納得(笑)
メチカの駆け込むあの足音が好きv(ワクワクするよね)

▲ジェリクルソング▼
メチカで横から後ろからと攻撃されてジェリクルソングでは音とともにあちらこちらから現れる猫にすっかり翻弄されてる御二方(笑)
きっと最前列だったら大騒ぎでしたね。
さてさてすっかり頭から抜けていたのです。だから実は科白喋るまで殆ど脳裏を掠めなかったのです。
青山さんがマンカストラップだったと言うことに!!!
青山さんと言えば!品川公演時からずっとマキャヴィティで拝見していて。とにかくでかいマキャヴィティっていう。
元々二期会系なので歌専門じゃないのかなぁと思っていたら李香蘭で玉林とかも演ったりして。
そんなこんなでマンカストラップですよ。何かねぇ。もう感動だよ。特に気に留めていた俳優さんではなかったのですが何かもう(><)
前回パワーダウンを感じたソング。今回は全体はかなり上がってました。(個々は…う〜ん)
靴が落ちてきた時の反応も鋭かったし。

▲ネーミング オブ キャッツ▼
ネーミングはシラバブ。私は奥だったのであまり見合いませんしたがまたもやHるかさんロックオン。
・・・てかどっちがロックオンしているんだか(笑)
やはり執拗な感じのバブちゃん。まだ言葉を発するのに必死な感じ。“シラバブが語りかけている”のではないような。
目の優しさって本当大事ですよ。
青山マンカスは目が優しいです(マキャ出の人なのに^^;)ネーミング後の科白はとても表情豊かで素敵でした。

▲ジェニエニドッツ▼
滝沢タントミールも表情が豊かですね。でもあの顔(前回ディミータでのトラウマが/泣)だと思うと怖いんです。
秋ジェリーロラムはどんどん風格が増してきました。姉御!って感じ。声がとてもシッカリしているからかな?
青山マンカスの初ソロ歌(おばさん紹介)ウキウキしながら聴いてしまいましたv
だってーソロを探すのすら難しい猫しか見てないからさー。嬉しくってもう。衣装がキジトラ柄なだけでも嬉しくってv
ごっきーずでは席の背にガツンという衝撃があり振り返ったら…幸田ランパスがぬぼっと出現(爆)
そういえば私、ランパスフリークじゃなかったっけ?ちょっとココロときめいてしまった(〃w〃ゞ
ゴキタップ中、ずーっと口開いてたユ・スキンブル。わざと??(笑)

▲ラムタムタガー▼
キムタガーはやっぱり一瞬荒川タガーかと思う(笑)声似てません?
でも荒川タガーほど自由奔放さがまだ出ていない感じ。タガーのはじけっぷりって急に湧いて出てくるのでそれを待っています。
(八巻タガーとかも大阪で『あ、臨界点超えた。』っていうのがあったから。)
そういえばパンフに載っていてすごい不思議だった、タガーの取り巻きに参加しているヴィクトリア。
最近センター見てなかったから気が付かなかっただけなのかな?今回はジェリーロラムじゃなくてヴィクトリアでした。
いつから?それとも役者によって??

▲グリザベラ▼
過去3回ほど拝見している水重グリザベラですが、今回はぜんぜん印象が違いました。
殺伐さが出てきて歌にも暗い部分がみえました。
もともと声がしっかりしている方なのでとても迫力があって今までの楽しい舞台との距離がしっかり出ていましたね。
前回までは何やらきちんとワルツを歌っちゃってたので今回の観劇で一番ネックだと思っていたのですがとても良かったです。
早水グリザが一回登場した後だったので何か触発されていたのなら嬉しいな。
逆に発声が若干不安定で勿体無かったかな?
しかしジェミマは相変わらずですね(−−;)またもやカタコトでした。
つっけんどんな感じは良いのですがアレは多分音を伸ばす箇所を変えた方がいいんじゃないかな。なんだか間延びしてるんですよね。

▲バストファージョーンズ▼
このナンバーの萩原コリコはどのコリコパットより態度が悪いです(笑)てかどの猫より。
基本的にガラが悪い萩原コリコ。やんちゃを通り越していて結構好きです(笑)最近、コリコの設定が若いというか幼い気がしたので。
今回もやってくれたのは村瀬カーバケッティ。運ぶ皿が多種多様(爆)『あ、大きい…つか、デカっ!…ちいさっ!!』と一々突っ込めて笑えます。
しかも続きのスキンブルがちゃんと対応していてさらに可笑しいです。
掌サイズのお皿(カップ?)が手元に残ってしまい、欲しがるシラバブに『よしよし、ちょっとまってろよ。』と息をふーふー吹きかけて手でパタパタ仰ぐ。
なかなか熱い物らしい(笑)しかしシラバブがスゴイ勢いで顔を突っ込んだのに『うわ…。』とやや引き気味のカーバケッティでした。
バブちゃん行動は可愛かったのだが歌がヘロヘロ。相変わらず安定しないなぁ。

▲マンゴジェリーとランペルティーザ▼
すっかり板に付いた李マンゴ。行動のひとつひとつがハッキリしていて見やすいというか。床にシーッってやるの絶妙でしたよ。
(他のマンゴもやってるけど、一番見やすくてわかりやすい)
しかし・・・マンゴ&ランペルナンバーはなるべく正面から見たいかも・・・一緒に動いているからかなり重なっているんです(笑)
大きさが違うから上手側からみたらランペル越しにマンゴが見えたけど。逆に下手側からだとマンゴでランペル見えないんじゃ(^^;
やはりランペルに色味がほしいところです。雌猫全体的に色味がないんですよね〜・・・。

▲オールドデュトロノミー▼
今回、マンカスがソロ歌ってるだけでウキウキしてました(爆)歌っている時の表情がすごい好きですv青山さん。
ジェミマとシラバブを押し出すところとか、表情がやわらかいですね。誠実で温和な感じのマンカストラップです。
(おかしい、マキャ演ってたヒトなのに。)
あー、また一人幸せになれるヒトを発見vV(アジさん系列)

▲ジェリクルボール〜メモリー▼
今回は群舞のパワーがあり良かったです。久々に粋な“体休めてまっているバンッ!”が見れたし。
見れた見れないで言えば、またランパス見逃しました!(T□T)ひたすら連敗中です(泣)
ボンバルリーナとランパスキャットの直前!出てきて気が付くんですよね。出てくる前がカッコイイとの噂なのに。
で、なんで毎回毎回見れないかわかりましたよ。前面でカーバケッティがあちこち移動しながら踊ってる
そっちに目が奪われちゃってるんですね。次回は一定の時間、ランパスだけを追ってみよう。
ジェリクルボールが終わってグリザベラが出てきて一気に雰囲気が変わる舞台。
ボンバルリーナとジェミマ怖ぇ!この御二方は顔立ちのせいなのかすっごいクールな印象。
なんだろう、それはソレでよいのだけど、やはり色味(色気ではなく)のなさが気になる二人です。
ランペル、ジェミマ、ボンバルは女性的な鮮やかさが欲しいなぁ。
グリザベラ、歌は良くなったけどちょっと動きが気になる・・・。


▲幸せの姿▼
あいかわらず押しの強いデュト様(笑)前回よりはマイルドでしたが。しかし声圧というべきか。
遠くて子供が泣いていた(爆)…うん、驚くと思うよ。
シラバブやはり異様な緊張感が。ある程度の緊張感は必要ですけどね。
シラバブとしての緊張感じゃなくて、歌い手としての緊張が見えちゃうのですよ。

▲アスパラガス▼
なんだかメリハリのない気がしたのは観劇回数のせいでしょうか?サイドに座っていたからでしょうか?
周りの猫達はあまり大きな事をしてなかったのですが、“居る空気”はあったと思うんですよ。
だから要因はメインのガスとジェリロかなと。ちょっとね、ナンバーが長く感じました。

▲グロールタイガー▼
もー、一番肝が冷えたナンバーです。
カナリアが!カナリアが!!飛び出す前に落っこちたΣ( ̄□ ̄|||…衝撃すぎた。
落ち着いて、落ち着いて、と自分にも言い聞かせてしまった。観てるだけなのに(笑)
秋グリドルボーンとてもよかったですv尻尾踏まれるのとか痛そうだったし。すっかりイタに付いたなぁ。
張ギルバートって見た目が千葉ギルバートに似てません?てか顔が。最初千葉ギルだと思ってたもん(笑)

▲スキンブルシャンクス▼
ユ・スキンブルはやっぱり目ヂカラが気になる(笑)一生懸命さが違う方向に向けばいい。
回転席の最上手ブロックだったので♪個室の特別寝台は〜、の雄猫の首振りが綺麗に見れた。
最近上手観劇が多いせいか最下手のタガーとか見れてない。どんな感じなんですかね?
ヤクザなマンカス。やっぱりどこかいい人そう(笑)・・・だからマキャ出身なのに・・・。

▲マキャヴィティ▼
このディミ・ボンはバランスよいですね〜。シンクロ率高いし、お互いの雰囲気も合っている。
歌にもう少し起伏(ドラマ)があるといいかな。
なんでこの2匹が歌っているのかがちょっと伝わらないかと。
長老を掻っ攫った悪いヤツの歌を歌っているっての、結構わかりづらいんですよね。

▲マキャヴィティファイト〜ミストフェリーズ▼
マキャファイト、お互い庇い合う猫達のドラマが好きv
ミストフェリーズはやっぱり表情のなさが気になるんですよ・・・。回転席で見てもかわらないですね。
ソロダンスも振りと振りの間とかが気になる・・・。どんなミストなのか、かなりの回数見ているのにイメージが掴めません。
『凄い高く飛ぶね。』とか『いっぱい回って凄いね。』じゃなくて『ミストフェリーズって凄いね。』が観たい。

▲メモリー▼
マンカストラップの科白中の猫達の目がとても印象的でした。
本当に一人一人が『ジェリクルを!』って目。皆が主役に見えた。
そういう意味では本当に隙のない舞台だなぁって思います。素がこれっぽっちも見えない。
アンサンブルは居ないんだなって。皆に名前があるだけあるわ。
グリザベラは一幕の発声の不安定さもなく、重さのあるメモリーを聴かせてくれました。
やっぱりメモリーって重大だ!

▲天上への旅▼
あー、回転席から見る天上への旅は本当に崇高で厳格で感動です(T▽T)

▲猫にごあいさつ▼
今回はどうにか萩原コリコの目線上を免れられました。4列目で真正面はホント個人的に居た堪れないので。
(舞台上からわかるわからないじゃなくて私が居た堪れなさ過ぎる。落ち着かない!)
ラストはデュトロノミーがソリストのようでした。あんだけの大コーラスのなかでばっちりわかるからやはりオペラ歌手は凄い!

▲カーテンコール▼
カテコでは久々に李マンゴのブレイキングを観れたv
握手はボンバルリーナだった・・・かな??





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