CATS.五反田.2005.3.3

C A S T
グリザベラ/金 志賢ジェリーロラム=グリドルボーン/木村花代
ジェニエニドッツ/磯津 ひろみランペルティーザ/真鍋 奈津美
ディミータ/増本 藍ボンバルリーナ/池田 さやか
ジェミマ/王 ?タントミール/高倉 恵美
ヴィクトリア/坂田 加奈子シラバブ/荒井 香織
カッサンドラ/井藤 湊香
オールドデュトロノミー/石井 健三 アスパラガス=グロールタイガー、バストファージョーンズ村 俊英
マンカストラップ/趙 宇ラム・タム・タガー/荒川 務
ミストフェリーズ/松島勇気マンゴジェリー/百々義則
スキンブルシャンクス/鈴木 涼太コリコパット/萩原 隆匡
ランパスキャット/幸田 亮一カーバケッティ/丹下 博喜
ギルバート/千葉 ヒカルタンブルブルータス/山口 博之
マキャヴィティ/赤瀬 賢二


観劇回数が多くなってくると観劇する日程も楽しみたくなりません?
てなわけでおひな祭り観劇です(過去、元旦観劇とうるう年観劇がありましたなぁ)
そして待ちに待った、萩原さん初見!しかも大阪からの念願叶ってCATS!!楽しみだぁぁ(^▽^)
今回は毎度の友人HとCATS3回目のT嬢と3人。席はセンターやや上手寄り。5列目と割と全体も個々も見れる距離。
仕事場から時間ぎりぎりで切ない花束(初見の萩原さんにと思ったのに凄まじくセンス皆無な花束を作られてしまった…リベンジしたい!てかすまん!!)
を抱え入場するが友人Hに連絡が取れない。
『あと10分しかないのに!まだ何も食べてないのに!!』と何回も携帯にコールするも留守電にすらならない。
てか合流するのわかってんだから携帯ぐらい着信わかるようにしとけ!(−”−)毎度の間の悪さにかなり不機嫌(すでに花束で不機嫌)
結局私のあとに会場入りしやがった。先に会場入ってるって言ったのダレだよ(怒)遅くなるならちゃんと連絡しろ!!
とまぁ、会って早々ブチ切れる秋兎。しかも着信に気付いてないしね。2人とも( ̄Д ̄)
そんな紆余曲折ありながらもなんとか落ち着き席へ。目の前が通路でその前からは回転席なので開演前は目の前が舞台装置。
さてさてCATS開演です!

▼オーヴァチュア▲
ナレーションが終わり客電が落ち舞台が動き出すその一瞬前!装置と装置の隙間から猫発見。
こちらをじろっと見ていたのは・・・コリコパット(笑)いきなり萩原さんです(爆)タイミング良過ぎだよ。驚いた(@_@;
メチカの浮遊がとても綺麗・・・なんてぼけーっとしていたら最後の最後に目の前に猫が現れる。友人H驚き過ぎだって(笑)

▼ジェリクルソング▲
私たちの後ろのお姉さん方は初らしく1曲が終わるごとに『凄いねぇ〜スゴイねぇ〜。』と小声で盛り上がっていた(笑)
ジェリクルソング前奏でヒョコヒョコと猫が出てくるわけですが、センター上手の穴(客席の足元)にタンブルブルータスが出てきた瞬間。
『うわぁぁっ!』男性の野太い悲鳴が会場に響く(笑)そしてその声で場内が爆笑。いや〜たしかにタンブルはねぇ。怖いかも。
そんなんでなんとなく心も和み始めていたのだが。
歌前あたりから私の斜め後ろからカサカサとビニールの音が。
私は今回ブロックの隅っこだったので要は通路挟んで反対ブロックの1列後ろあたりから。しかも暫く続く。
『何!?』と内心怪訝な顔をしていると今度は『ぺき。ぺき。ぺきぺき。』と奇怪な音もする。
最初は何だか分からなかったけど、なんと缶のフタをあける音だったのだ!!(プルトップでなくてねじって開けるヤツ)
『はぁぁぁぁ!!?』と振り返るとなんとおばさんが飲みモノを口にしているではないか。
ソングの前半でまだ猫たちが一節づつ歌っているトコロなのでオケは殆ど無い状態。
『おいおいおいおい!ぺきぺき場内に響き渡ってるのわかるだろう!
 耳障り以外の何モノでもねぇよ!てか場内飲食禁止じゃねぇか!??』

いやもう、席立ち上がって胸座掴み掛かりたい衝動をぐっとこらえ。真横とか真後ろだったら注意出来たものの距離がありただ睨むしか出来ない。
『ダメだ、舞台に集中しよう。ムカついて終わってしまう。』と思考を舞台に戻した瞬間コリコパットの♪見逃さずに〜♪が。
・・・あぶねぇ。大事な萩原コリコの第一声(てかこれしかソロ歌ないし)聴き逃すところだった。
ふざけんな赤いブーツのババア( ̄Д ̄メ)
さて、これくらいにしよう。楽しいおひなまつり観劇だもんね。
とにかく今回はコリコパットにロックオン。でも結構自然と目に入る。コリコパットのイメージからはちょっと大きく見えますね。
そんなデカい人でもないと思ってたんですが。幸田ランパスとあまりかわりませんね(ま、幸田さんもコリコやってた人だからね)
今回の雄猫陣、丹下カーバケッティだけが巨人(猫)になってました(笑)あ、趙マンカスは別でね。(あれは鬘からしてデカイ)
ギルバートの空中ブランコにまたもや後ろのおねぇさん達は『すご〜い』と感嘆の声。その前で私はコリコチェック(笑)
萩原コリコは側転でした。やはり前方転回は出来る人だけなのね。頑張って萩原さんにも挑戦して頂きたい!側転も綺麗だったけど。
ハレルヤタワーでは集まる前、千葉ギルのこっそり自己主張。千葉ギルって結構細かい所で何かワンアクション入れてますね。
しかも前面に。だから私の中でギルバードってちょっと出たがり屋さんなイメージなのかな(笑)
大靴が落ちてきて曲調が変わった最後の一節。♪・た〜だ、ヒトリ、天井へ・・・♪・・・一匹フライング(爆)
完全に1音フライング。多分趙マンカスの模様(笑)

▼ジェニエニドッツ〜おばさん猫〜▲
本日のおばさん猫は磯津ジェニエニドッツ。ちいさい!細い!!でも笑顔笑顔なジェニエニです。
趙マンカス、おばさんを歌う顔が呆れ顔やら色々されてて楽しかったです。
ゴキちゃんずタップは中々揃って聞こえました。連続で振り返りスタンプはやっぱりハラハラしますが。
その他は割と明快に聞こえたし。ローリングはちょっと微妙でしたが。
フライ返しをマイクにする増本ディミ。大阪で観た時はキリリっとしたままでしたが今回はうきゃうきゃと嬉しそうに騒いでました(笑)
なんだか騒いでるのいるなぁと思ったらコリコだったりして何故だかよく目に止まる萩原さん。ランパスと話しているとなんだか偉そうなコリコでした。

▼ラム タム タガー〜つっぱり猫〜▲
あっはっは。荒川タガーだよ(笑)ボンボンはなくても尻尾マイクは健在。
タガーとお客様のダンスはなんとまぁ、小さい女の子!6、7歳かな?おひなまつりだしね。
いつもは連れて来られる女性に対して敵意すら見せる雌猫陣も思わず笑顔。木村ジェリーロラムは見守っちゃってました(^^;
最後に軽々と抱っこすると客席も思わず『おおぉ〜。』良い思い出ですよねぇ。
そろそろ曲も終盤って時に上手階段上にいる萩原コリコに下からじゃれつく荒井シラバブ。
コリコの足めがけてジャンプジャンプなんだがその頭上で萩原コリコは自分の左足を釣り糸を垂らすような要領でかる〜くあしらう。
萩原コリコその顔はいたずらっ子っていうかイジメっ子っていうか。バブちゃんタガーがシメに入っているのに足に熱中(爆)コラコラ。
ラストのシメであま〜いシャウトを聴かせる荒川タガー。最後、叫ぶ前に雌猫陣が嬌声を上げて一瞬『アレ?』って顔。で、ジャジャン!っと。
個人的には間も良くって今までの中では一番スッキリ観れて好きかも。
タガー退場際のタガーVSコリコはナシ。ちょっと楽しみだったので残念。あれは役者によってみたいですね。(てか仕掛け人(猫)は徐コリコか?)

▼グリザベラ〜娼婦猫〜▲
金グリザベラ。初見です。役幅が広い人ってイメージがあるのでちょっと楽しみだったり。
あとグリザベラって声楽出身の人が多かったのでそうではない彼女がどう料理してくれるのかなと。
グリザベラの設定自体が少し若いようです。まだまだ元気。だけど盛りは過ぎたかなっていうくらいですかね。
めっさスサんでました。意固地っぽさが前に出てる感じでしたね。
思っていたより声のトーンが高かったです。声楽やってた人とそうでない人の声の響きってこんだけ違うのかぁ、とちょっと驚き。
金さんの声自体が、あまり響くふくよかな声ではないんでしょうね。その分歌に表情を付けていたんだと思います。
でもその表情のつけ方が・・・なんか計算が見えるんですよ。ここでこう持っていこう、とか。
それが気になったかな?あとグリザベラの解釈自体は違和感なかったです。年齢の差くらいですかね?
丁度、退場で降りてくる花道が目の前だったのですが、けっこうキッツイ顔していました。怖いくらいに悲しくて良かったです。

▼バストファージョーンズ〜大人物?〜▲
グリザベラの退場後、重くなってしまった空気を一瞬にして変えてくれるバストファージョーンズさんの『いらっしゃ〜い♪』
…が、なかなか出てくれなくて一瞬焦りました。いつもより若干遅いタイミングでしたよね?あの間って結構重要なんだと再確認。
やはり雄猫陣の大きさが平均的でちょっと不思議な感じ。
萩原コリコはあからさまにバストファさんに対して嫌気感満々。挨拶もそこそこに『けっ!』と何処かへ行きそうになりミストに連れ戻されたり。
ご馳走運びでは上手にいるジェリーロラムとシラバブがひたすらオコボレを待ちカーバケッティに遠巻きから催促。
しかし全く気が付かない丹下カーバ(笑)欲しがる荒井バブをなだめつつ待っていた木村ジェリロもだんだん痺れを切らす始末。
気付いたと思ったらポーンと高らかに放り投げてしまう丹下カーバ。ひどっ!
その反対側ではバストファさんが居なくなった椅子代わりのシルクハットに肩肘ついて寄り掛かり大あくびの萩原コリコ。
『やってらんねぇ〜よ。』とどの猫よりも態度の悪いコリコパットでした。

▼マンゴジェリーとランペルティーザ〜泥棒猫〜▲
うははは!またも開花なマンゴジェリー登場!!百々マンゴですよ〜!
11月に拝見したとき『キャラがもう少し確立してくれば…』なんて言っていたらアナタ!!小技効かせまくりのマンゴでした。
百々さん特有の口を横に開いた(“い”の発音時の様な)『イシシシシッ』と聞こえてきそうな笑顔がいい感じに悪戯小僧のようで。
くるくるする表情がお茶目でカワイイのに、そんなに年齢も低く見えないのがまたいい感じです。
最後の♪書斎で大事な花瓶の…♪の後、口の前で人指し指を立てて楽しそ〜に“しーっ”ってした顔にノックアウト(〃▽〃)
あまりパッとしない真鍋ランペルに結構撃沈だったのですが、百々マンゴがめちゃんこ可愛かったので楽しめちゃいました(爆)
真鍋ランペルは決められたコトしかこなしてない感じ。色味がないなって(色気でなく色味。キャラの彩りが無い感じ)結構やってますよね?


※またもや此処までですみません。(書き残す前に記憶があやふやになってしまいました)





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