CATS.五反田.2005.1.6

C A S T
グリザベラ/重水 由紀ジェリーロラム=グリドルボーン/秋 夢子
ジェニエニドッツ/服部 良子ランペルティーザ/章 ヤヤ
ディミータ/眞弓ヴァネッサボンバルリーナ/増本 藍
ジェミマ/王 ?タントミール/高倉 恵美
ヴィクトリア/坂田 加奈子シラバブ/池田 祐実子
カッサンドラ/大口 朋子
オールドデュトロノミー/石井 健三 アスパラガス=グロールタイガー、バストファージョーンズ村 俊英
マンカストラップ/趙 宇ラム・タム・タガー/芝 清道
ミストフェリーズ/松島 勇気マンゴジェリー/李 涛
スキンブルシャンクス/百々 義則コリコパット/徐 元博
ランパスキャット/幸田 亮一カーバケッティ/三宅 克典
ギルバート/千葉 ヒカルタンブルブルータス/齊藤 翔
マキャヴィティ/上田 龍雄



噂のジェリクルギャラリー観劇!本当に舞台装置の真上ってカンジですね。
だから自分の足元は観えないんですけどそれ以外はヘンなポールと電飾のシールドがあるだけで視界は良いです。
近いけど全体的にも観れるし。正面からの図では観れないのでリピート観劇向きかな。
さてさて、今回の目玉は〜百々スキンブルシャンクス!って過去に1回くらい見たと思うんだけど。
ランパスキャット、マンゴジェリーと来てのスキンブルですから楽しみなわけです♪
あと久々登場の李マンゴ。いやもう、いつの間にかLKでシンバとか演っちゃっててビックリです。
バケるだろうとは思っていたけどまさかここまでバケるとは!だってシンバって歌だけでなく科白もあるしなぁ。スゴイ。
あと一回居なくなっちゃって諦めていた芝タガーが年末から復活してるので嬉しいです〜。
その前にタカマサギルがおったそうな。あっという間だったそうな。観たかったなぁ〜。

▼オーヴァチュア▲
やはり気が付けば客席に居るコリコパット。きっかけを観たいのだがまた見逃した。
あとから出てきたランパスキャットと軽く脅しあいなんぞしたり。そして前説が入ると一列退場。
でもそのあとゴミに潜んで回転を待つ徐コリコの姿が見えました。舞台が回転するとゆるゆると移動しセットで一番高い台へ。
(タガーが夜空蹴破って登場したとき乗る下手奥の台)
其処で空を仰いでいる徐コリコがとっても“コリコパット”って感じで格好よかった!なんだろう、野良らしいというか野性味があるというか。
あとメチカに紛れてスタンバるタントミールも観たかったのでジェリクルギャラリーNICEアングルです。
メチカも会場の至るところで浮遊していて綺麗でした。

▼ジェリクルソング▲
ランパスが歌う場所だったんですね、ココ。おやびん柵にしっぽが引っかかったままで思わずしっぽの行く末を見守ってしまった(笑)
滑り台するコリコも通過していきその後もコリコビューを堪能でした。中めで踊っているのも良く見えるんだな。
さらに芝タガーもバッチリ見える席。やはり歌声だけで大胆不敵さがうかがえるタガーですわな〜。
ギルバートの空中ブランコ時、♪空を飛んで地に戻って♪で徐コリコ素晴らしく綺麗な前方転回(?名称不明)!
本当、体の使い方とその動線が綺麗な徐コリコ(≧▽≦)
ハレルヤタワー(勝手に命名)ではボンバルビュー。増本ボンバル、ディミータの時が嘘のようなお美しい笑顔でございました。
ソングのラストではギャラリー脇の空間でお楽しみ〜な百々スキンブルが踊っている!話題沸騰中の百々スキンブルがっ!!
ソングがカットアウトしてアスパラガスとマンカストラップのアカペラ中、スキンブルの視線がこっちを見ているような・・・。
2、3度視線を外してもまだ見ている…『私か!?それとも隣の友人Hか!!?』…でも微妙にコチラな気がするんだよなぁ〜…。

▼ネーミングオブキャッツ▲
照明が少し落ち、猫達が動き科白を言い出すと。百々スキンブルのにらめっこ相手は私だったようだ…。
ロックオン状態で真正面陣取りに来ました(爆)いや、もう頬骨あたりがひくひくしちゃいました。
だって、だって百々さんだよ!?“ぬぼー”のヒトだよ!!?(笑)ハナの下“もふっ”ってしてるんだよ(爆)
耐えた自分に拍手。と思っていたら今度はスーパー危険猫(人)物芝タガー登場!!試されているのか私の忍耐力!!!
ギャラリーL2列目の一番端は目の前が柵なのです。そりゃもう芝タガーにとってこんな恰好の空間はありませんよ。
ええ、もう柵に肩肘付いて語られました(笑)
そんなタガーが去ると目の前のヘンなポール(笑)をよじ登って千葉ギルが登場し微妙に語られました。盛り沢山です、この席。
本日は坂田ヴィクトリア。う〜ん柔らかさがあまり無くて・・・パキパキした動き。お上品な雰囲気とかは無いのね〜。
マンカスの科白。趙マンカス珍しく語尾がカタコト。あれ〜??

▼ジェニエニドッツ〜おばさん猫〜▲
初見の松島ミストフェリーズは動きかたが好みかも。芯が通った動きをする。顔があまり見えないので好印象か?(笑)
ただ、デカイ(><)遠巻きになかなか肉付きもよろしげ。やはりミストのタイツも質感が変わってたんだね。つるっとしてたのがマットなカンジです。
友人H曰く、『ミストはもはや“おとなしくて小さな黒猫”ではなくなったね。』…あぁぁ〜…うん、まぁ…ね(−−;ゞ
今日の趙マンカスは微妙にカタコトさが目立つような。どうしたのでしょう??
高倉タントは絶対に踵を付かずに移動してる。この方のオリエンタルな感じのお顔が好きです。
ごっきーずも後ろから観る感じなので整列するまでの騒ぎっぷりがよく見える。
タイヤの上に居るジェミマにおたまを奪われそうになりあたふたしている李マンゴごきとか(笑)
『あぁぁ!もう〜やめてよ〜〜ほら、整列しなきゃなんだから〜〜(泣)』と聞こえてきそうな情けない表情。
たぶん、スキンブルゴキとマンゴゴキがおばさん挟んで横歩きしていくところだったと思うから、李マンゴゴキだったと思うんだよね。

▼ラム タム タガー〜つっぱり猫〜▲
タガー!嵐を呼ぶ猫ラムタムタガー!!(≧▽≦)
はちゃめちゃなんだけど本人(猫)は余裕ってことろがまたいいんだ!歌もどこか余裕を感じるしね。
ヴァネッサディミ、結構表情がお茶目でいいかも。ソロ歌がはやく聴きたいわ〜。
もうね、芝タガーが居るだけで満足。タガーオーラはやっぱり彼が最強だよ。
歌後のコリコvsタガー。徐コリコだいぶ前の段階からタガーにロックオンしてます。
『みてろよ〜〜』って感じでじわじわ移動して、バッとタガーの目の前に現れ“うがーっ”っと吼えますが“うらぁぁぁ!!”と逆に討ち取られ。
徐コリコ、無理だよ。奇声で芝タガーには勝てないって(^^;

▼グリザベラ〜娼婦猫〜▲
グリザベラの気配でシン…とした空気を作るのはやはりタガーのカンの良さが大事なのですね。
芝タガーはグリザベラと視線を合わせたあと襟をパンっと立てます。幸せの姿で見かけたときもやっていたから芝タガー特有の威嚇なのかな?
さてさて初観の水重グリザベラ。声質は早水さんと似ていて低音がしっかりした感じなのですが。
歌ってましたね。メロディを歌ってしまうとこんな風になるんだーってくらい意味(心中)が伝わってきませんでした。
お顔はよく見えませんでしたが、ずっと笑顔っぽかったような気がします。
そしてジェミマ。もうどうしようもなく。本日中国勢のカタコトさが目立ちましたが王ジェミマは完璧にカタコトでした。
韓流スターさんが頑張って日本語しゃべってるのと大差ないですよ!歌が〜うたが〜〜(T△T)
文節ヘン!濁点皆無!!四季のミュージカルでこんなのいいんですか!?ってくらいひどかったです。
このシーンの意味合いが全然通じないですよ、これじゃ。

▼バストファージョーンズ〜大人物?〜▲
いらっしゃ〜い、がどうしてこんなに変わらないお声なのでしょう。すごいなぁ村さん(笑)
演説中、松嶋ミスト大あくびで前足(腕)をボリボリしてました(…オッサンかい)
しかもがっくーんと眠りに入る始末。となりの徐コリコが『おいっ!おいっっ!』とがくがく起こすが動じることなく。
お食事運び後、バストファさんがさっさと席を離れてしまい手にお皿を残したままになってしまったコリコ。
ヴィクトリアと目が合い、『これあげるよ〜』と皿を差し出すと坂田ヴィク『きゃぁぁぁ!何よっっ!!』と言わんばかりに飛びのく(爆)
『いや、ごちそうだよ…』と再度チャレンジしてみるが、やはりずささっと不審物を見るかのごとく怪訝な顔をして引く坂田ヴィク。
いや、もう皿持ったままで途方に暮れてる徐コリコの寂しげな背中がなんともかんとも(笑)フラれちゃったね、コリコ。

▼マンゴジェリーとランペルティーザ〜泥棒猫〜▲
今回中国勢のなかで唯一よかった李マンゴ(歌有り猫中)。お茶目度と男の子度が丁度良いマンゴです。マンゴジェリーってキャラが立ってるしね。
改めて、意味を伝えるように歌えるか歌えないかって大きいなって思いました。
言葉を発音するのと科白のように伝えることが出来るのは違うんですね。しかも表情をきちんとのせるっていう作業もある。
さらにマンゴランペルナンバーはテンポもあって言葉も多い。最後までお客を飽きさせずに聴かせるのが難しいであろうなぁ〜と感心。

▼オールドデュトロノミー〜長老猫〜▲
デュトさんって後ろからじゃなくて横から出てきてたんですか。
スキンブルがマンカスに了解もらってダッシュでデュトロノミーの元へ行くのに全然違う所から現れたデュトさんにびっくり。
てか、何故?スキンブル何しに行ったんだ君は??(笑)
実は旧バージョンの一緒にスキンブルが手を引いて出てくる方が好きなんです。
まぁそれもヒトっぽいんですけどね。そこまで戻さなくてもいいからもう少しスキンブルの行動を意味のわかるものにしてほしいなぁ。

▼ジェリクル舞踏会▲
うう〜やはりマンカスの科白、発音が微妙。
マキャヴィティ出現後のボンバルリーナとヴィクトリアのピルエットはダブルだったんだ。おかしいなぁ、トリプルだった気がしたのに。
本日の高倉タントのデフロッペアラセコンドは一瞬ヒヤリ(汗)気合で持ち直したなぁ、アレ(笑)
増本ボンバル、ランパスとのデュエットダンス勢いがよくて素敵でした。
オフバランスでランパスに引っ張られながらのデフロッペは勢いのあまりランパスが力負けしそうになってました(^^;)踵浮きそうだった…(笑)
ボール最後は踊るマキャヴィティ・ビュー。肘から指先までが一直線でシャキーンってしてる(笑)
しかもシャキシャキ一生懸命。ラストのダブルピルエットが怖い怖い(笑/下手のオーブンの上なので足場がね)

▼メモリー▲
前記された何処か余裕のない上田マキャ。グリザベラが出てきてチッと威嚇しようとしたらジェリーロラムに止められる(弱!)
『チッ!この…』『やめときな!』『姐さん・・・っ。わ、わかりやした(スゴスゴ退場)』・・・って科白が聞こえてきそうなやり取り(笑)
秋ジェリロの威風堂々とした素振りと上田マキャの妙に一生懸命な感がなんともなんとも(爆)
で、グリザベラ。声は好きなんだけど、やはり“歌”でした。
メモリーって三拍子じゃないですか。それが凄いはっきり出てしまってサラサラとした歌になってしまって。
あっという間に終わった感じがしました。♪タトト、タトト、タトト・・・♪って軽快なワルツみたい。
ホント『あれ?終わっちゃった??』ってくらい何も残らないメモリー。うそん(・_・;

※・・・ごめんなさい。ココまで書いて3/3(次の猫観劇日)がきちゃいましたm(__)m
 あとは印象に残っているところをピックアップ。


これは書かねば!百々スキンブル〜!o(≧▽≦)oあぁぁぁ!!やっと巡り合えたよ!マサヨシスキンブル系統(><)
“元気いっぱいイッパイいっぱい”の呪縛からやっと解き放たれた。自然!しぜ〜んなあの空気感。
まだちょっと頑張っちゃってるトコもあるけど、まだキャラの一部に見えるので気にするほどでもないかな?
そしてなにより♪車内の通路くまなく歩き〜♪で4列になって座る猫たちの間を見回る姿が!
『ヨシヨシ!異常ナシナシ!』とまぁ、生真面目スキンブル(笑)アレ絶対A型だぜ(爆)
ちょっとチョコチョコしてて可愛いし(笑)表情もくるくるしてます。
そしてゴミの蒸気機関車が出来上がってボンネット上で歌うスキンブル!あぁぁ〜この表情を待ってたよ!!
ふわっとした笑顔を。おおお〜感無量。おっかしいなぁ、どっかで見てるはずなんだけど。
そしてやはりケツ(腿?)を叩かれるコリコ。しかも2回も(笑)趙さん、マンカスになったらあんなに年齢上がるよなぁ。

ヴァネッサディミ。まだちょっと荒削りかな。荒削りってか踊りが雑な感じなんだけど(−−;
もっとユニゾン意識して踊って欲しいなぁ。ペアで踊ってる感じがない踊り方。

そしてやはりメモリー。ここまで何も無いメモリーって・・・。
笑顔で出てきて笑顔で歌って笑顔で去ってゆく…何しに来たの!!?って印象でした。
もうね、色々楽しめる所があるミュージカルですけどやっぱり此処が締まらないとさっぱりです。
あれ?今日何観に来たんだっけ?みたいな。メモリーというナンバーの重さを改めて実感しました、ハイ。





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