CATS.大阪.2002.3.22

C A S T

グリザベラ/早水 小夜子

ジェリーロラム=グリドルボーン/木村 花代
ジェニエニドッツ/服部 良子ランペルティーザ/松永 さち代
ディミータ/春原 一恵ボンバルリーナ/増本 藍
ジェミマ/大田未稀タントミール/
ヴィクトリア/シラバブ/中村 友里子
カッサンドラ/
オールドデュトロノミー/佐川 守  アスパラガス=グロールタイガー、バストファージョーンズ/村 俊英
マンカストラップ/野中 万寿夫ラム・タム・タガー/荒川 務
ミストフェリーズ/蔡 暁強マンゴジェリー/趙 宇
スキンブルシャンクス/飯野おさみコリコパット/徐 元博
ランパスキャット/辻 仁カーバケッティ/三宅 克典
ギルバート/千葉 浩一タンブルブルータス/
マキャヴィティ/


前回の観劇からわずか●日!それはやはりあの御二方が帰ってきたからなのです。
野中マンカストラップと早水グリザベラ。
この御二方がとうとう大阪に登場される!!とのことで急遽手配し、いざ再び大阪の地に。
今回、上記、御二方の他に、なんと春原ディミータという素晴らしいタイミング。
席は2階E列1番と、最下手だったので、ガスナンバーのおやびん(言わずと知れた辻ランパス)は見切れました(T_T)

▲オーバチュア▼
目チカ攻撃が始まるきっかけよりかなり早くから猫達が現れていました。秋兎は荒川タガーに覗かれました。
2階席後方ブロックの最前列だったので、前が背の低い壁囲ってあるのですが、そこに飛び上がってきた猫が。
去り際、小さい影だったのでたぶん千葉ギルバードかな(^^;)

▲ジェリクルソング▼
あぁ〜、何年ぶりだろう、野中マンカス。でかっ!(笑)
辻ランパスは今日もなかなかのテンション。
そして来ました!グリザベラの第一声。“その孤独を”・・・鳥肌が立ちました!!ぐ、ぐ、グリザベラだぁ〜(><)o”
心の中で号泣です。グリザベラが“その孤独を”って歌うのって意味があると思うんですよ。
ジェリクルソングってただ振り当てられているのではないと。
早水さんのグリザベラは、そのたった一言が凄く重く聴こえるんですよね〜。
斜め上から見ている感じなので、正面から見ていると被ってしまって見えない所とか良く見えます。

▲ネーミングオブキャッツ▼
趙マンゴジェリーが横を通って行きましたが、やはり歌うのと喋るのは違っちゃいますね。
中国や韓国の方が日本語の発音でつまずくのは濁音や吃音だそうですから。頑張ってほしいです!p(^^)q
野中マンカスの科白。声は軽いのですが、言い回しなどが聞きやすいんですよ。
本当にリーダーって感じです。兄貴!って感じ(笑)もう、本当に存在感が良いんですよねぇ。

▲ジェニエニドッツ▼
蔡ミストフェリーズ、なんかキャラが少々変わっていてガキんちょモードが無くなりました。
姿勢が良くなって、凛々しくなりましたね。そこらへんは、秋兎的には嬉しいです。
野中マンカスお茶目さんです(爆)ネズミ蹴っ飛ばすわ、スリーガールズに♪いえ〜♪って歌われると頬膨らましてスネるわ(^^;
やはりヨッコさんのジェニエニドッツ!もう、なんでこんなにも観ているこっちが楽しくなれるのでしょう!
ゴキタップ。マンカス、ジェニエニ、ミストが前で踊っていてゴキ達が突っ込んでくる時。
中央付近でやけに身長差のある2匹が、半ば悪巧みを立てている感じ。せーの!と手にしている台所用品を振りかぶってました。
あの動きっぷりはランパスキャットとコリコパット・・・。どちらかというとコリコがランパスにハタかれたりしてましたが(笑)

▲ラムタムタガー▼
・・・やはりタガー観ていないなぁ(爆)いや、近ければちゃんと観たりするよきっと。
辻ランパス、例の指定席に行くと、何故か腕立て伏せを始める!!・・・2・3回でしたが。とうとうタガーに対抗意識か!?
コリコをオペラグラスで追っていたら、視界の隅にそんなおやびんが(爆)友人Hと大爆笑。
なんか、徐コリコ、落ち着きの無さがパワーアップしてますよ〜。
スキンブルと遊んでいたと思ったらランパスのところに行き、ランパスの手にペシペシじゃれる(^^;
でも辻ランパスは、シッシッと相手にせず(笑)仕方なしにその付近にあった靴に腕を突っ込んで物色していました。

▲グリザベラ▼
もう、登場から空気が変わります!コレですよぉう〜!!(><)
『はっ!見るがいいわよ。どうせ今は落ちぶれているわよ』みたいな、頑なな態度。でも本当は寂しいのがなんとなくわかる・・・。
そして歌い出し。さらに全身総毛だってしまいました。本当に“総毛立つ”ってこういう事かってくらいに。
強く、でもどこか儚げなグリザベラ。他の猫達が彼女を受け入れない理由も、このグリザベラの態度だからちゃんと伝わってくる。
特にジェニエニドッツとグリザベラの関係はすごく深いものを感じました。・・・それなのに、それなのに〜!ジェミマ撃沈(爆)
今回の観劇、雌猫がどうもぱっとしなかったのですが、その一因はジェミマにあります。
ジェミマは雌猫の中ではランペルティーザと同じくらい元気で、しかも女の子パワー全開な子だと思うのです。
それなのにジェミマが全然印象に残らないので、雌猫に華が無く感じたのでした。

▲バストファージョーンズ▼
なんだか本日はランパスとコリコがセットでおっかしい!!バストファさんが登場して挨拶した後。
全然違う所に気を取られバストファさんから離れそうになったコリコ。横にいたランパス、コリコの尻尾を引っ張って連れ戻す!
なんともすんごい自然なランパスの荒業!バストファさんを目で追ったまま、コリコに振り向きもせずに尻尾を掴む(爆)
しかも相変わらずのあの“ほげ〜”顔で。おそらく何も考えていない。
お食事運び、ランパス両手で食べてましたよ;そしてまた自然に体育座りになる(笑)
ジェニエニの♪金と力がね♪の時は「うお!なに言いますねんアナタ!」ってな表情で手を横に振る。

な久しぶりに見ました辻さんのネズミ顔(口を縦に開けて上前歯が2本見える顔。マンゴの時によく見かけたのです)
今回小ネタが多いなぁ。
なゴルフの拍手に並んだ時、ランパスの後ろがコリコで肩に手を掛けるのが大変そうでした(と、届か…;

▲マンゴジェリー&ランぺルティーザ▼
っと、その前にマキャ出現シーン。
コリコ戦う気満々でマンカスの前にまで出て「下がっていろ」と止められてました。徐コリコいいぞぅ!
マンゴランペ、やっぱり趙マンゴは相川ランペルとの方がいいかなぁ。
ぽちさんの声もキャラっぽいから二人で歌うとちょっと聴きとりづらいです。

▲オールドデュトロノミー▼
本日のデュト様は佐川のオジサマだったのです〜!
やはり丸っこい、温かいイメージの声のデュト様は良いv

▲ジェリクルボール▼
ななめ上から見ているせいでしょうか、ランパスってあんなに舞台っつらギリギリを通っていたのね。
春原ディミの♪待とうジェエリクルムーンの出♪はちょこっと小野さんを思い出させる言い回しでゾクッとしましたv
今日は威嚇が攻撃的で良い。コリコは思いっきり威嚇するし、ディミも踊りながらシャー!っと。
しそしてやはりジェニエニドッツとの関係が!服部ジェニエニ、シャッと短く威嚇した後、じっとグリザベラを見据えてました。
そんなジェニエニをグリザベラも見つめ…ジェニエニの母のような強さを感じられました。
ランパスとボンバルのダンス。辻ランパス、一発目のソテが妙に勢いがあってカッコよかったです(珍しいこともあるもんだ;爆)
最後のピラミッドになるところ、やはりミストがキリッとしているので全体に締りがあって格好良かった。
あの正面に向いた一瞬で全体が決まりますね!

▲メモリー▼
もう、久々にグリザベラに感動!
やはり早水さんのグリザベラはきちんとこの中23匹の中に居るんですよね!関係性が見える。

居るんだけど、どこか違う場所に居る感じというか…知ってるけど知らない人、みたいな。
どうも、前回、前々回観たグリザベラはただカヤの外というかグリザベラだけが違う猫みたいだった。

そうじゃないのにな、と。
歌もさることながらこの頑なな態度。

前回のグリザベラと同じ様な動きをしているのに全然違って見えました。
オドオドして見えたところも、早水さんのグリザベラは思い直してきりっとコートの襟を立てるんです。
素直さを垣間見せて、やはり素直になれず殻に閉じこもってしまうグリザベラ。
や最後の♪思い出よ還れ…♪は、ほんっとに悲しくなるくらいグリザベラが頑なで寂しい…そしてそれを見守る長老。
ああ〜これだよう〜〜。このドラマがなけりゃCATSはミュージカルじゃないんだよう〜〜。


▲幸せの姿▼
佐川さんの声、おちつくわぁ〜。
ちょうど、まっすぐの視線上にグリザベラが居ました(舞台下手上あたり)
何かを思い直していくようなとてもよい表情で去っていきました。

▲アスパラガス▼
うう〜おやび〜ん…なんも見えん(泣)
木村ジェリロ、前に観た時より声は安定。村さんガスはあまりに自然に耳に入ってくるのです(笑)
カーバはやっぱり夢みてるらしい。じわーっと海老反ってました(笑)あとはコリコが土管の上で一回ふるるってしてたかな〜。

▲グロールタイガー▼
うむぅ、キムさんのタイガーみちゃうとね;
クリュー、マンカスに目が行く。オペラグラスで覗いたらホントに色んな表情してました。
今回はサイアミーズが結構絡んでた!グリドルボーンの尻尾踏まれとか凄い反応してました!
あとはキスをかわされたときの“がくぅ!”っていうサイアミーズのコントのような反応が好きだったのでアレ復活しないかなぁ。
中には怒っちゃう雌猫とかいて楽しかった。今のってタイミングがわっちゃってるんですよね?
辻ランパスはよく他の猫に物事を振るなぁ。尻尾踏まれたのみて「なぁぁ、アレどうしようぅ〜;」みたいに(笑)
千葉ギルの殺陣はキムタイガーとの時の方が間合いがよかったです;相手でかなり変わってくるので大変ですよね(切実)

 







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